≪お子さんは、お口で息(口呼吸)をしていませんか?≫
歯並びが悪くなる大きな原因の一つに口呼吸があります。
口呼吸は上顎が小さいことが大きな原因の一つになっています。上顎が小さいことは、舌の入る位置が無くなります。
つまり舌が、本来の位置より後方低位に位置します。歯の生える位置は、舌と口の周りの筋肉から受ける力によって
決まります。舌が後方低位に行くと、力のバランスが崩れ、さまざまな不正咬合になります。また、このことにより、
気道が狭くなり睡眠時無呼吸を引き起こす一因になります。
■ 最新情報
治療法の一つとして、NHKの「病の起源」(第1章睡眠時無呼吸症)でも取り上げられた、
スケルトンタイプの拡大装置があります。
これにより上顎を拡大することにより、舌の入るスペースができ本来の位置に戻ります。
また、鼻からの空気の通り道が広がることがわかってきました。
スケルトンタイプの装置で上顎を拡大します。
・スケルトンタイプの拡大装置
治療前 治療後
スケルトンタイプの装置で治療を行うと、治療前と治療後を比較すると上顎が大きくなっています。
またレントゲンを見ると鼻からの空気の通り道(赤線の部分)が広くなっています。 |