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Q1.歯垢除去を3ヶ月に1回、定期的に通うといいと聞きました。歯垢除去は、健康保険適用ですか?
Q2.審美歯科と歯科の違いを教えてください。
Q3.歯周病は治る病気ですか?
Q4.差し歯に寿命はありますか?
Q5.レーザー治療だと痛みが少ないと聞きました。本当ですか?
Q6.予防歯科について教えてください
Q7.高校生でまだ乳歯が抜けていません。永久歯に生え変わるまでどのくらいですか?
Q8.歯の詰め物(銀歯など)は永久的にもちますか?(ある程度で点検した方が良いですか)
Q9.2枚歯は放置しておいてもいいですか?
Q10.歯の矯正は何歳からがいいですか?
Q11.キシリトールはう蝕予防に効果がありますか?
Q12.環境ホルモン(ビスフェノールA)の歯科診療への影響と安全性について教えてください
Q13.最近歯周病の恐ろしさを知りましたが、自分でチェックする方法がありますか?
Q14.交通事故で歯が折れました。元に戻るでしょうか?
Q15.最近、よく噛んで食べなさいと聞きますが、よく噛んで食 べるとどうして健康に良いのですか?
Q16.最近、インプラントという新しい義歯があるそうですがど のような義歯でしょうか?
Q17.顎の関節で音がしますが、これは病気でしょうか?
Q18.最近口臭がひどいのですが、お口の中の病気でしょうか?
Q19.むし歯の出来にくい子を産むために、妊娠前から注意することはありますか?
Q20.涎(ヨダレ)の多い子はむし歯になりにくいのは本当ですか?
Q21.地域でむし歯の多い少ないはありますか?
Q22.よく「神経を抜く」と言われますが、具体的にどういうことですか?
Q23.歯が早く抜けるとボケルのも早いでしょうか?
Q24.むし歯予防に効く最も良い歯磨きの仕方を教えてください
Q25.歯垢は自分で落とせますか?
Q26.歯痛を一晩、一時的に痛み止めするためにはどんな薬を飲めば安全ですか?
Q27.丈夫で長持ちする歯を保つには、どんな食べ物・飲み物が良いですか?
Q28.入れ歯や差し歯でなく、本物の歯を移植手術することは可能ですか?
 
 
Q1.歯垢除去を3ヶ月に1回、定期的に通うといいと聞きました。歯垢除去は、健康保険適用ですか?

A. まず、健康保険適用の話をします。健康保険では、その治療内容、適用範囲についていろいろな制約があり、皆さんがまったく同じ治療に思えても、健康保険で治療出来たり出来なかったりすることがあります。
 次に、歯の表面に付く汚れには、大きく分けて歯垢、歯石、着色があります歯垢は丁寧な歯磨きで自分で取れますが、歯石は自分で取り除けません。歯磨きはすぐ我流になり取り残しが出来やすいし、歯石も割合早く出来ることが多いので定期的に歯医者さんに行き、歯磨きのやり方を教えてもらったり、歯石を取ってもらうことは良いことです。 定期的に歯垢の除去のクリーニングを行うとう蝕、歯周病に大変効果があります歯医者さんでご相談下さい。
Q2.審美歯科と歯科の違いを教えてください。

A. 歯科の中で特に口元を美しくすることに主眼をおいたものです。
歯をより白くするなど、同じ治療でもより美しくという考え方に基づいたのが審美歯科です
Q3.歯周病は治る病気ですか?

A. 治る病気です。
しかし治ると言う意味は、歯周病に罹る前の状態戻ると言う意味ではなく、骨吸収のあるままその状態で歯周ポケットを無くし、歯周組織の炎症無くす事であります。
 予防する事が大事で、かかりつけの歯科医院で定期的な検診を受けることをお勧めします。
Q4.差し歯に寿命はありますか?

A. 半永久的に使えるものではありません。
差し歯の変色等を気にしなければ、材質的には比較的長期間もつものですが、かみ合わせや歯周病などお口の中の環境により歯自体の寿命が短くなることがあります。差し歯を長期もたせるためには痛くなくても定期検診を受ける習慣をつけましょう。
Q5.レーザー治療だと痛みが少ないと聞きました。本当ですか?

A. 通常の処置よりも痛みが少ないですが、処置内容により麻酔が必要なケースもあります。またすべての処置にレーザーを使用出来るわけではありません。
Q6.予防歯科について教えてください

A. むし歯や歯周病にならないように、歯質の改善や、お口の中の環境の改善を計ることにより予防することです。
Q7.高校生でまだ乳歯が抜けていません。永久歯に生え変わるまでどのくらいですか?

A. 普通、乳歯から永久歯への生え変わりは平均して11歳から12歳くらいです。それ以降に乳歯が残存している場合何らかの原因、主に永久歯の先天的に欠如している等が考えられますので歯科医院の受診をおすすめします。
Q8.歯の詰め物(銀歯など)は永久的にもちますか?(ある程度で点検した方が良いですか)

A. 人工物であり、お口の中で毎日使うものであることを考えると永久的にもつことは難しいと思いますが、定期的なメインテナンスによりかなり長持ちすることも事実です。
Q9.2枚歯は放置しておいてもいいですか?

A. 二枚歯という表現がよくわかりませんが、乳歯が抜けなくて永久歯と重なっている場合は歯並びが悪くなる原因になることがありますので、かかりつけの歯科医院で受診してください。
Q10.歯の矯正は何歳からがいいですか?

A. 通常、上下の前歯4本ずつ生えてきた頃が目安になりますが、早ければ早いほうが治療の方法の幅も広がるので、反対咬合(うけぐち)になっているケースや乳歯の時点で歯並びが悪いケースでは早期に治療をしたほうが良いでしょう。
Q11.キシリトールはう蝕予防に効果がありますか?

A. キシリトールはう蝕予防に非常に有効な材料ですが、従来の口腔保健対策に取って代わる物ではありません。
ブラッシングやフッ化物の応用、正しい食生活、定期的な歯科健診が口腔保健の保持増進に必要な条件であり、キシリトールを加える事がその効果をより向上させると理解して下さい。
Q12.環境ホルモン(ビスフェノールA)の歯科診療への影響と安全性について教えてください

A.  環境ホルモンとは、ホルモンの働きに影響を及ぼす極低濃度の化学物質のことですが、生殖障害を引き起こす化学物質全般を指す場合もありますし、さらに合成ホルモン剤などを含める場合もあります。歯科材料のコンポジットレジンやシーラント材のビスフェノールA問題ですが、日本歯科医学会での医療環境問題検討委員会ビスフェノールA情報収集部会からの答申を見ますと、口腔内に填塞して血液中にビスフェノールAが取り込まれるか否かの検証ですが、血液中には検出されませんでした。歯科用コンポジットレジンやシーラント材に使用されているレジンモノマーは、ビスGMAとTEGDMAを主成分としており、ビスフェノールAはビスGMAを合成するときの直接の原料ではありません。シーラントの主材料であるビスGMAが固まった場合、口腔内で唾液に溶けません。また、シーラントがもし胃の中に入ったとしても、生体内の酸性、アルカリ性あるいは体温という条件下ではビスフェノールAは生成されません。日本歯科材料工業協同組合によりますと、ビスフェノールAを成分として含有するシーラントは、国産、輸入品を問わず存在しないとのことです。どうか、ご安心して歯科医院で受診をお願いいたします。    
Q13.最近歯周病の恐ろしさを知りましたが、自分でチェックする方法がありますか?

A1. 歯肉のヘルスチェック1    ● あなたの歯肉は大丈夫ですか、試してみましょう。

チェックポイント 点  数
朝起きたとき、口の中がネバネバする
5点
歯肉がムズがゆく感じる
5点
口臭が気になる
10点
歯を磨いた時や、リンゴを噛んだ時に歯肉から血が出る
10点
歯肉の色が赤色(充血)または赤紫色(うっ血)になっている
10点
むし歯がないのに冷たい水やお湯がしみる
10点
歯肉を指でおすとブヨブヨして血や膿が出る
20点
歯の根が露出して歯が長く見えたり歯がグラグラしている
30点
チェック後の合計点   点


合計点は?     

0〜5点   あなたの歯肉はまずまず健康です。これからも正しく歯を磨きましょう。     
10点以上  あなたの歯肉は赤信号です。一度歯科医にみて もらいましょう。     
30点以上  残念ながら歯周病の疑いが濃厚です。早く歯科医の検診と治療を受けましょう。      

ご家族の方にも試してみましょう。判定者はあなたです。

A2. 歯肉のヘルスチェック2−チェックの結果が10点以上の方へ−    

あなたの歯ぐきは赤信号です。以下の項目に注意して早く青信号に!
   

●プラークをつくりやすい甘味食品や粘着性のある食品を避けましょう。    
●繊維性の多い生野菜などを多くとり、それによる歯の自浄作用をはかりましょう。    
●適度に歯ごたえのある食べ物をとり、よく噛んで食べましょう。    
●偏食を避け栄養的にバランスのとれた食事を心がけましょう。    
●食べた後は必ず歯を磨きましょう。
少なくとも一日一回は時間をかけて歯のすみずみまでていねいに磨き、歯ブラシの届かない場所は歯間ブラシ、フロスシルク、ラバーチップなどの補助道具を使ってください。    
●早急に歯科検診を受けましょう。

歯に良くない食べ物
歯に良い食べ物
食べ物の硬さ(単位kg/cu)
ケーキ こんぶ ポテトチップス
0.3
チョコレート するめ トマト
0.4
キャンデー リンゴ
1.0

まんじゅう

牛乳 クラッカー
1.4
スナック菓子 くだもの 生いか
1.9
きんぴらごぼう
2.3
生にんじん
2.6
クッキー
2.7
たくあん
3.1
黒糖かりんとう
3.6
落花生
4.1
アーモンド
4.9
手焼きせんべい
8.5
めざし
14.0
するめ
14.8
Q14.交通事故で歯が折れました。元に戻るでしょうか?

A. 歯が折れてしまったら、出血のある場合には清潔なガーゼで強く噛み、歯科医 院で受診してください。    
歯が折れた損傷の程度にもよりますが、最近では折れた歯を乾燥させないで濡 れたガーゼ等でくるみ、歯科医院へ持って行かれたら歯をくっつけることが出 来る場合がありますので、できるだけ早く受診してください。 又、歯が抜けてしまった場合は水道水で洗い、すぐに牛乳に浸けて歯科医院へ 持参すると、くっ付けられる場合もあります。
Q15.最近、よく噛んで食べなさいと聞きますが、よく噛んで食べる とどうして健康に良いのですか?

A. 噛むということは、単に食物を飲み込む(嚥下)のに必要なだ けでなく消化液を分泌させて、消化・吸収を助けます。また、 味覚からくる満足感などは、心の健康につながります。さらに、 噛めばその刺激によって筋肉及び顎骨の発育を促したり、血流 を盛んにしますから、脳の働きも活発になることでしょう。 しかし、だからといって勉強をしないで食べ物を噛んでいた ら難しい数学等の問題が解けるようになるわけではありません。 ボケないという保証があるわけでもありません。 大切なことは、噛むということが身心の健康の保持増進の為 に欠かせない重要な機能であって、それを働かせることをおろ そかにしてはならないということです。
Q16.最近、インプラントという新しい義歯があるそうですがど のような義歯でしょうか?

A.インプラントというのは、歯のない部分の顎骨に人工歯根を埋め込むことです。(骨の状態等でできない場合もあります)インプラント義歯とは、この人工歯根の上に義歯を固定し、咀嚼・審美等の機能を回復する義歯です。   
普通の義歯等で、機能がうまく回復されないで悩んでおられましたら歯科医院でご相談下さい。    
ただし、すべての歯科医院でインプラント治療をやっているわけではありませんので、事前にご確認下さい。(歯科医師会では紹介はしておりません)
Q17.顎の関節で音がしますが、これは病気でしょうか?

A.顎関節の異常には、関節部やソシャク筋の痛みや口を大きく開くことができない等の症状のほかに、「関節で音がする」と患者さんが訴えることは多いものです。    
顎の関節は、下顎頭、関節円板、下顎窩で構成されていますが、関節円板は下顎頭をすっぽり帽子で被覆したような状態です。話をしたり食事をしたりする時には下顎頭と協調して運動しますが、何らかの原因があってこの両者の関係が崩れ、位置異常が起こると顎の運動時に「カクン」「カン」といった音(クリック音)がします。患者さんは何らの痛みを伴うことなく検査してもらえます。 原因は種々考えられますので、歯科医院でご相談ください。
Q18.最近口臭がひどいのですが、お口の中の病気でしょうか?

A.口臭には、生理的か病的かを判定する事が大事ですが、中には自己の口臭に心因性に過剰反応する精神的な場合もあります。病的な口臭の原因は、ほとんどが口腔内にあり歯周疾患、口腔粘膜の炎症、むし歯、唾液分泌機能低下、補綴物、舌苔等があげられます。口腔内では、唾液中の蛋白、食べかす、白血球、歯垢等に含まれる含流アミノ酸が口腔内常在菌によって代謝されて、メチルメルカブタン、硫化水素などの揮発性硫化物になって臭気を発します。    
何か食べたら、なるべく早く歯を磨くことが重要ですし、デンタルフロスの使用も効果的です。歯垢などを完全に除去 するのは、なかなか難しいので適切なブラッシングの方法を歯科医院で指導してもらって下さい。舌の表面にある舌苔は少し硬めのブラシで、特に起床時は舌苔が厚くなるので朝に行なうと効果があります。補綴物による口臭が原因の場合は、毎食後の清掃を行い清潔に保つようにしましょう。洗口剤の使用も、口臭を減少させる事ができます。 以上の事に注意しても口臭が減少しないようであれば、歯科疾患が原因になっている場合が最も多く歯周疾患や、むし 歯の治療をまず行うのが大事です。口腔領域内に原因が見あたらない場合は、耳鼻咽喉科疾患、呼吸器疾患、糖尿病、肝疾患、腎疾患、胃腸疾患、血液疾患等が原因になっている事がありますので、専門の診療科で診てもらいましょう。
Q19.むし歯の出来にくい子を産むために、妊娠前から注意することはありますか?

A.乳歯は妊娠6〜7週くらいから、永久歯は妊娠3〜4ヶ月くらいから出来始めます。 したがって、妊娠中には、カルシウムをはじめバランスの取れた栄養をとって母体が健康であることが重要です。 また、むし歯菌が母親から感染しやすいことを考えると妊娠中からお口の健康に気をつけてむし歯の治療などは済ませておきましょう。
Q20.涎(ヨダレ)の多い子はむし歯になりにくいのは本当ですか?

A.唾液の量が多いと、自浄作用、緩衝作用でむし歯になるリスクが低くなるといえますが、 唾液の質がむし歯になりにくさには大きく影響しますし、唇の緩みでよだれが出やすいこともありますから、必ずしもそうとも言えません。
Q21.地域でむし歯の多い少ないはありますか?

A.昔、砂糖の摂取量が極端に少なかった所が食生活の変化で砂糖の摂取量が増えてむし歯が大変多くなった話があります。 平成15年の各県の3歳児一人平均のむし歯数では、少ない地域で0.78本、多い地域で2.50本と1.72本の差がありますから、地域による差はあると考えられます。 食生活や、地域、家庭でのむし歯予防の取り組みが大きいと思います。 予防先進国のスウェーデンでは、12歳児の90%がむし歯無しです。
Q22.よく「神経を抜く」と言われますが、具体的にどういうことですか?

A.歯の中には神経、血管がありこれを歯髄といいます。 むし歯が進み歯髄組織が感染して疼痛が出てきた時には、その歯髄組織を取り除きますこれが、神経を取るということです、また歯髄組織の感染が進んで壊死、壊疽の状態になった時にも歯髄組織を取り除きます。 その後、歯髄を取り除いた部分をしっかり詰めてむし歯の部分を詰め物やかぶせることで修復します。 神経を取ると痛みがなくなりますが、歯の強度的には少し低下します、またとりっぱなしで治療半ばで放置すると、感染が進んで歯を抜かなければならない事にもなります。
Q23.歯が早く抜けるとボケルのも早いでしょうか?

A.残っている歯の数とボケている事の間には相関関係があります、しかし、歯がなくなったからボケルのか、ボケたから歯が無くなったのか明確ではありません。 しっかり噛んで食べれることは、脳の活性化に影響するといわれています、出来るだけ歯を残して健康な日常生活を維持しましょう。
Q24.むし歯予防に効く最も良い歯磨きの仕方を教えてください

A.歯は、皆さんが考えているより意外と小さなものです。小さな歯ブラシの毛先で歯を一本ずつ丁寧に磨くことが基本です。 各人歯並びに個人差がありますから、それぞれに適した磨き方を歯科医師か歯科衛生士に指導を受けてください。
Q25.歯垢は自分で落とせますか?

A.丁寧な歯磨きでかなり除去できますが、歯石などの自分だけでは落ちないものもあります、これは、歯医者さんで除去してもらいましょう。
Q26.歯痛を一晩、一時的に痛み止めするためにはどんな薬を飲めば安全ですか?

A.市販の痛み止めはかなり安全ですが、どの薬でも絶対の安全はありません、 歯痛のときは、長風呂、飲酒、按摩などは避けて、患部を氷などで冷やすと効果がある時があります。
Q27.丈夫で長持ちする歯を保つには、どんな食べ物・飲み物が良いですか?

A.全身の健康を保つために栄養のバランスを考えて食べてください。 特に、甘いもの(砂糖の多く入ったもの)は、むし歯、歯周病になりやすいお口をつくります。砂糖の摂取量を減らしましょう。
Q28.入れ歯や差し歯でなく、本物の歯を移植手術することは可能ですか?

A.自分の歯(親知らず)を移植することは可能です。 しかし、かなり条件が揃わないと長期的な成功にはなりません 適応出来るケースは限られています。
 
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